「大殺界(だいさっかい)」。
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
文字だけ見るとなんだかとても恐ろしいですよね。
これは占い師の細木数子さんが考案された占いによる言葉で、運命の周期を12年と捉え、そのうちの運気が低迷する時期のことを指しています。
低迷期ですので大殺界の時期には避けたほうが良いと噂される事柄がいくつかあり、その1つが起業や会社設立。
そこで今回は大殺界における起業・会社設立について調べてみました。
目次
大殺界とは
占いがお好きな方なら一度は耳にしたことがあるであろう大殺界。
前述の通り、大殺界とは占い師の故・細木数子さんが提唱したとされる占術・六星占術において、よくないとされる運気の流れのことです。
運勢の周期である12年のうち3年が大殺界と言われ、誰にでも平等に訪れます。
誰でもやってくるからこそ、大殺界を迎える時にどう過ごすが前もって考えておくことが大切かも知れません。
大殺界は「悪いことが起こる」という訳ではなく、警告を促す時期です。
季節でいうと冬を表しており、じっと過ごすのが良いとされています。
今までは勢いでやれていたことも、この時期はパワーが落ちている状態ですので、じっくりと自分の行動を見直すことが重要です。
行動に移すよりも自分を見つめ直すことが大事な時期ですので、思い切って大きな決断をしたり、新しいことを始めるには不向きな時期と言われています。
大殺界に避けた方がいいこと
物事が滞ってしまう大殺界では、結婚・転職・引越しは避けた方が良いとされています。
運気の流れが悪く、思考力や決断力が鈍る時期のため、大きな決断は避けるべきです。
自分なら大丈夫、今まで出来ていたから今回も大丈夫、そんな気持ちで物事に挑むのは避けた方が良いでしょう。
主に仕事面では、大殺界の時期は一旦落ち着いて周りを見ることが重要となります。
「今を逃すと次がないかも」と焦る気持ちがあるかも知れませんが、焦って行動するのは御法度。
状況を把握したり、周囲の人間関係をもう一度見直してみたり、まずはそういったところに気をつけてみましょう。
大殺界に起業しても大丈夫?
新しいことには不向きな年なので、起業も不向きです。
そもそも大殺界の時期は運気が低迷し、悪い流れを呼びやすくなるため、つい「仕事がきつい。自分で事業を始めたい」と思ってしまうかも知れません。
起業したいという気持ちが運気の流れによるものなのか、それとも別の理由で転職をしたいのかが重要です。
前者による理由であれば、今すぐには行動に移さないほうが良いでしょう。
いつもは順調に出来ることでも、大殺界の時期には時間がかかってしまいますので、あまりスムーズに事が進まないかも知れません。
大殺界に起業をする場合は
そうは言っても、起業が必要な場合もあるでしょう。
その際はとにかく冷静になることがポイントです。
大きな決断をする時は、周囲の人に話を聞いて貰うなどして、自分一人で判断しないように心がけましょう。
そして納得出来たことに対してのみ、一歩一歩確実に進んで行きましょう。
大殺界に会社を設立しても大丈夫?
それでは会社設立はどうでしょうか。
こちらも転職と同じく、やはり大殺界の時期は新しいことや大きな決断をするのはあまり良くありません。
独立する、会社を設立する、といった行動には不向きな時期です。
ただ、複数人で会社を設立する場合は、一人が大殺界でも他の人やキーマンが大殺界ではないということもありますよね。
配偶者が会社を設立する、ということもあるでしょう。
この場合、配偶者が幸運期であれば問題ありません。
とはいえ、自分が大殺界であることが気になる場合、大事なのは心構えと準備です。
「普段は出来ることでも時間がかかってしまう時期だ」と意識し、準備を怠らないようにしましょう。
それでも不安な場合は、しばらくはフリーランスで活動するなど、会社設立の時期をズラすのも良いかも知れません。
大殺界に会社設立する場合は
判断力が鈍る時期ですので、やはり一人で決断せずに周りに意見を聞くことが重要となります。
ちゃんと納得出来たことだけをやっていきましょう。
また、大殺界=怖いと思いすぎず、今まで以上に準備を念入りに行い、周囲の人との関係を丁寧にしましょう。
まとめ
大殺界と聞くと怖い印象がありますが、慎重になれば、大殺界は怖くありません。
どんな人にも平等に大殺界は訪れますので、大殺界を正しく理解し、そして一人で突っ走らず、周囲の人の意見も聞くことで大殺界を乗り越えられるでしょう。
なるべく大きな行動には移さない方が良いですが、転職や会社設立をする時期を被った場合は、周りの意見をよく聞くことを心がけてください。
リラックスしたり一人時間も大事にしてくださいね。